集計ツールとしてのC1000
昨日は実験だったのですが、その実験は土壌中の生物を探し、どんな生き物か同定し、どの種類が何匹いて、それで種多様度、均衡性指数などといったややこしい計算を行うものでした。
まず、最初に生き物を探すのですが、これがなんと手作業。(ツルグレン装置とか使うと早そうですが)手で少しずつ土を取り、動くものをピンセットで捕まえてビンに入れるといった単純作業でした。
次に同定です。双眼実体顕微鏡を見ながら、何という生き物かを調べていきます。フローチャートのようなものを参照していきました。
で、計算なんですが、この均衡性指数はややこしいもので、ln(自然対数、底はe)の計算が要ります。手計算では無理で、lnが計算出来る関数電卓が必要です。
そのため、MTcalcuとChotCalc2を使おうとしましたが、HancomSheetで出来ないかと見たところ、なんとLN(数値)という関数があることが判明しました。むろん、この関数は数値に対する自然対数を出すものです。
そこで、データが集まるまで、関数を色々いじって、データを入れれば自動的に均衡性指数が出るようにしました。
一個一個電卓使うよりも簡単で、速く出来ました。
ちなみに、同じ班の人が
「まさに一家に一台(SL-C1000)」
と言っていましたが、そんな感じで普及してくれたらとも思いました。